歌路遥かに

島津亜矢( 島津亞矢 ) 歌路遥かに歌詞
1.歌路遥かに

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

歌なんて 無くていいもの
無くても人は 病んだりしない
けれども歌は 悲しみを慰め
あるいは歌で 喜びが膨らむ
歌の一つで 心
洗われたりも しませんか
歌の一つで 命
救われたりも しませんか

歌なんて 辛い別れの
時一コマも 巻き戻せない
けれども歌で 寂しさは薄らぎ
あるいは歌で 空しさも和らぐ
歌の一つに まこと
尽くす想いで いるのです
歌の一つに わたし
真心込めて いるのです

私の証し あなたのために
歌いたい 歌っていたい
歌路遥かに 歌路遥かに

私の証し あなたのために
歌いたい 歌っていたい
歌路遥かに 歌路遥かに


2.追憶の破片(かけら)

作詞:岩井薫
作曲:梶原茂人

月のあかり 背にうけて
小さくなる 手を振る姿が
息をひそめてる 闇の中
感じている 孤独の波を

まわる 時のいたずら
離れていても 胸の奥
しのび込んでくる

何故なの 何故なの 教えて 惹かれる訳を
逢うたびに増えていくの 涙の滴
何処なの 何処なの せつない 追憶の破片(かけら)
風がからだを 吹き抜けていく
記憶かき消して 破片が舞うの

深い夜の寂しさで
滲んでいる あしたの扉が
現在(いま)を映し出す 鏡の前
透かしてみる 心の行方

視線 気付かない振りで
隠していても 指先が
熱くなっている

何故なの 何故なの 教えて 惹かれる訳を
逢うたびに増えていくの 涙の滴
還して 還して 小さな追憶の破片
風がからだを 吹き抜けていく
記憶かき消して 破片が舞うの